イマージュ



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人それぞれということは分かっていますが・・・

プロに写真を頼む事って他にどんな事を期待しますか?
例えば一日の流れを撮ることですね。
これは頑張れば、カメラが好きな友人でも写せるかもしれません。
でも当日の進行を把握して、「進行状況を壊さず」流れを撮ると言う事は、
普段結婚式を撮っていない方(プロも含む)にはかなり難しいと思われます。※1

僕のしている仕事は更にプラスアルファーで、結婚式の進行を写しながら、
『その日の印象』も写して行く事だと考えています。

結婚式が終われば残るのは思い出と写真です。
お二人が年をとったときに見て素敵だな、懐かしいな、という写真を撮れる様頑張ってます。

このページでは、結婚式の撮影を通じて僕が感じたとこ、考えていることを書きたいと思います。

※1 極端な例ですが、バージンロードに入って撮影をしたり、祭壇の蝋燭を倒してしまったり・・・。
  撮影に入り込みすぎて周りが見えず、結果として雰囲気を壊してしまうなど。

デジタルカメラについて思うこと。

デジタルカメラについて思うこと。

Loremマミヤやペンタックス(6×7)の大きく重たいカメラ。あれは何キロあったのだろうか? それに比べてデジタルカメラ。フィルム時代に比べれば確かに便利だ! お客さんも望んでいるし。

フィルムカメラからデジタルカメラに移行して悪戦苦闘の連続でした。
一般の方から見れば、パソコンで見れば確かにフィルムより綺麗に見える。しかし僕から見れば印刷やプリントをすれば(白ドレスの模様も人の肌も)明らかにフィルムより落ちる。 うーん!困った!!!

当時は同業者のこだわりカメラマンと飲み会といえばこの話題ばかり。

1.撮影データのしっかりしたものを作る。
  色温度・露出・アングルなどなど。
  (フィルムの頃に比べて撮影時の作業が増えました。)
2.PCモニターのカラー調整・現像ソフトでデータを調整。
  色に関しては、元プロラボ(プロカメラマンが使う現像所)出身のカメラマンから1年ぐらいかけて習いました。

作業時間も(2の作業)かなりの時間がかかります。10時間以上。

そしてようやく・・・
納得のいく仕上がりを作ることが出来るようになりました!

ここらへんもウエディングフォトが安く出来ない理由のひとつでしょうか?

愛犬だらけの結婚式

愛犬だらけの結婚式

何年か前の事です。ホームページをみて興味をもたれた方から問合せがきました。
話をしていきますと、僕の母校の後輩の方でした。
相手の方は営業トークかと疑っているようでしたので、電話で校歌のサビの部分を歌いました。(笑)

「先輩でしたら、もう頼むしかありませんよね(苦笑)」
「そんなことはありませんよ。一度会って写真を見てから決めてくださいね。」

結婚式の内容を聞いて驚きました。
愛犬のサークルがあって、参加メンバーとその愛犬もパーティーに参加との事。
(僕は現在、ダンボール箱に捨てられていた猫2匹を飼っていますが、猫には出来ない芸当でとても羨ましく思いました。猫はきっとパーティー中に脱走するはずです。)
こういうのって楽しそうだなぁ。当日は中庭に犬が30匹ぐらいいましたから・・・。
これを認めた会場のオーナーって偉い人だなぁ。

結婚式って僕が考えているよりも自由で楽しいものかも知れません。
それを教えてくれた?母校の後輩に感謝しています。

政治家ふうに言えば、「人生もいろいろ、結婚式もいろいろ」です。
素敵な、そして思い出に残る結婚式にして下さい。

デジタルデータの保存に関して

デジタルデータの保存に関して

「写真を撮ること」とは少し離れますが・・・。
知っておいて頂きたい大切なことです。

デジタルデータはネガのように退色しない?そうです。
保存に関しても大変便利になりましたよね。
CD・DVD・などメーカーの発表によりますと、半年~5年で劣化するとの事。
外付けHDDも壊れた場合、データの取り出しにかなりの費用がかかるようです。

撮影データ(JPG)は現像ソフトなどでいじった場合は確実に劣化します。
必ずコピーをとってからお使いください。

保管に関してはお客様の自己責任です。お願いいたします。

価格設定について思うこと

価格設定について思うこと

長くなりそうですので、結論から入ります。
イマージュのアルバムの価格設定は、会場やホテルでの、同じような商品の50~60%をめざしてしているつもりです。

物を買う時価格って気になりますよね。
その時僕の場合は、大きくふたつの考え方にバッサリと分けて考えてしまいます。

①既製品(車やカメラなど)自分で作れないもの。
これは同じ商品であれば安いに越したことはありません。
選び方は簡単ですよね。安いお店を探しましょう!

②問題は価格がつきにくい商品です。
これに関しては安ければ良いというわけにはいきませんし、高ければ良い商品とも限らないですよね。
ましてや結婚式の写真ともなりますと、ほとんどの人たちは一生に一度の買い物です。分からないのは当然です。

イマージュの価格設定の考え方と(業界に長くいますので)知っている範囲でお話をしてみます。
誤解のないように言っておきますが、他社の悪口や中傷ではありません。
何故写真代が高いのか?安く抑えるにはどう考えれば良いのか?良いアルバムを残すにはどうすれば良いのか?を検討していただくためのヒントだとお考えください。

1万円から始まって高額20万とか30万など、業者さんによって色々ですよね。
何が違うのでしょうか?

★ひとつの商品が出来上がるまでのコスト
1)人件費
2)手間(アルバム製作やデータの補正)
3)宣伝費。(高いものですと1ヶ月70万円)
4)事務所代
5)会場に支払うマージン。(全体の20~50%)
6)その他。

ざっとこんな感じです。
民間の会社で真面目に働いていれば全て当然のように発生するわけです。
ですので僕のいる業界も、皆さんの会社にあてはめて考えてみてもらえればいいのかなと思います。

1)人件費
かなりかかります。多くの場合カメラマンはフリーランスの方たちです。
カメラマンは通常、カメラ機材、パソコン、車など全て自前です。
安く抑えるためには、アマチュアの方(カメラマニア・写真のバイトがしたいなど)で人件費を抑える場合もあります。
この業界の分かりにくい事は、値段が高いからアマチュアを使っていないのか?と言えばそうでもないようです。

ホームページから注文をいただく場合は僕が撮影しています。

2)手間
他で説明をしていますが、撮ったままのデータはプリント・印刷物にする時良い結果が出ません。
ですので現像ソフトで色・濃度などの補正をしていきます。
これが非常に時間のかかる作業です。
イマージュではこだわらない方のために、撮ったままのデータでお渡しをするプランも用意していますが、カメラマンの立場からするとあまりお勧め出来ません。(すみません。だからといって手抜きはしていませんが、せっかくのデータですから・・・)
1の人件費と同じになりますが、値段が高いから手間を惜しんでいないか?と言えば、そうでもないようです。

3)宣伝費
4)事務所代
5)会場に支払うマージン。(全体の20~50%)
確実に料金に?栄されます。でもこれに関しては高いからといって写真屋さんが儲けているわけでもなさそうです。
5年近くある会場の下請けでも業務をしてきましたので、これはこれで大変でした。
でもお客さんには関係ないですものね。

余談ですがカメラマン持込禁止の場合、泣き寝入りのお客さんが多いようです。
会場を借りているわけです。その間は常識の範囲内であれば自由に使いたいですよね。
(でも皆が挙式中に写真を撮れば収集がつかなくなりますが・・・。)
これって法律ではどうなのでしょうか?
調べてホームページにアップしてみようかな?と思っていますが、法律は素人には難しい話で・・・。法律に携わる方に一度聞いてみたいです。

育ててくれた人

育ててくれた人

僕は小さな子供の父親です。(男二人5歳と1歳)
家(自宅兼事務所)で作業をすることが多いので、子供たちと過ごす時間が一般のお父さんよりはるかに多くなります。

最近は結婚式での親御さんの表情がとても気になるようになってきました。

先日撮影をした新婦さんのお父さんは見るからに昔よくバイト先で怒られた怖く、そしてやさしかったタイプの方でした。昔気質ですから人前では絶対に涙を見せないはずなのに、きっと子供の頃から「男は何があっても泣くな!」きっとそういう教えを受けた世代の方が、父・母への手紙で人目を憚らずポロポロ涙を流すんですよ。
素敵ですよね。感謝の手紙。(是非やりましょう!)

そのシーンは写真にはもちろん残しますけど、お父さんの名誉のためホームページには掲載しない事にしています??